マニアは無慈悲なオタクの女王 ≪夏目友人帳　参≫　第１３回最終回　『夏目遊戯帳』【感想】

2011-09-27 Tue 10:43

　いい最終回だった。

　つか、４期おめ！！
　すごいなぁ、４期って。１月が待ち遠しいです。

　で、夏目が人間の友人と、アヤカシの友人、それぞれを思う話。
　なんだかんだと、田沼とも北本や西村との距離を上手くとれるようになってるところに、夏目の成長を見るのであった。
　でもって、卒業後を考えるあたりで、自分の学生時代を思い出して「あああ、こんな感じだったな」とちょい切なくなる。

　うん。
　夏目友人帳は、なんか懐かしいってことなんだろうな。
　田舎の風景や、高校生活や、そういったものがどっか懐かしい匂いに満ちている。
　そして、時間がゆっくり流れてる感覚があって、それが夏目というどっか不器用な少年の成長とシンクロしてるんだろう。

　ともあれ、仲間との話のなかで夏目が見てるだけでできなかった「影踏みオニ」の話になる。
　
　見てるだけだったと回想するのに、以前は思い出すことがつらいって感じだったけど、今はむしろ懐かしく思い出してるんだよね。
　もう、これだけでもここに来てよかったな、夏目。藤原夫妻に引き取られて本当によかったなぁと目頭が熱くなるのである。

　で、アヤカシの宴会があって、なんかノリで、アヤカシたちと「影踏みオニ」をすることになった夏目。

　獣の血が騒ぎ出したニャンコ先生を、グーパンチでのしちゃう夏目が格好いいｗｗ

　穴に落ちて、斑に助けてもらうとき、斑にしっかりしがみついてる姿は、まだまだ子供なんだなって思うけどね。うん、藤原夫妻と、ニャンコ先生によって、彼は子供時代を再構築していってるんだろうなぁ。

　人間の友達が迎えにきて、「いってこい」と送りだすニャンコ先生が素敵でした。

　ホント、いい話だった。
　４期も期待してます。

　