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≪青い文学≫第10回 「走れメロス 後編」 【感想】
2009-12-07 Mon 21:02
 ますます「魍魎の匣」みたいになってきたよww

 結局は、メロスの話より、劇作家の話になってしまうのは、まぁ、仕方ないよね。
 メロスが、様々な苦難、そして自分との戦いに勝って、セリヌンティウスのもとに帰ってくるっていうその部分は揺るがないし周知だものね。
 その、偽善、欺瞞ともとられかねない行為にリアルを与えるための、いや、あくまでメロスは舞台上なので、絶対リアルではないのだけど、その絶対リアルにはならない部分があることが、別のベクトルからのリアルとして成立したおように感じた、そのための劇作家のエピソードなんだろうなと思った。
 もっともその劇作家も、友人の幻をみたりで、リアルから遠ざかっていくんだけどね。
 
 さすがにちょいやりすぎじゃないですか。「菊花の約」ですかい、と心配しましたが、まぁ、劇作家と役者の友情ですもの、暑苦しいぐらいに熱いもんなんでしょうww

 死の床にある友人と再会したシーンには、思わず涙腺が…。
 結局、一緒に東京に行こうと約束した、あの約束をたがえた理由は語られなかったけど(心臓に持病がって、におわせる表現はあったけどね)もう理由なんてどうでもよくなった、ただただその友人を求めていた気持ちに気付くことが大事だったんだよな。

 最後の時計が出てくるところが、多分こーなるんだろうねと思ってたのに、やられた。
 ああああ(落涙)

 にしても、ここまで魍魎っぽいなら、キャラデザインをCLAMPにすればよかったんじゃねぇ?とww
 なんつーか、対極にあるものを、セルロイドの板の端と端にのせて、えいやって曲げてむりやり近づけた、そんな印象です。

 と、主役は堺氏があてるっていうこのシリーズなんだけど、今回の真の主役劇作家を木内さまが、メロスを堺氏が演じることで、堺氏が俯瞰的な立場になったようで、すごく面白かったですよ。うん、上手い使い方だ。






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